傾聴力を鍛える【最強のコミュニケーション術】

今日は、コミュニケーションがもっとうまくなりたいという人向けに「傾聴力」をお話したいと思います。

傾聴というと、ただ単に人の話を聞くだけというように思う方もいるかもしれませんが、ただボーっと聞くだけだとダメだったり、やってはいけないこともあったりと、実は奥が深いのです。

え、聞いてるよって耳を向ければいいんでしょ~?

そんなに簡単なものではないです。それではテクニックをご紹介していきます。

人は、話すことで幸せになる生き物

人は、誰かに話を聞いてもらえたとき、脳内ホルモンの1つであるエンドルフィンというものが分泌されます。

このエンドルフィンは、別名、脳内麻薬ともいわれており、端的に言ってしまえば、享楽的な行為をしたときに分泌されるホルモンで、ストレスを解消する作用があります。

享楽的というと聞こえは悪いですが、身体に良くないものではなく、むしろ幸せな気持ちにさせてくれる脳内ホルモンです。

人は、誰かに自分の話を裁かれずに共感するように聞いてもらえると、このエンドルフィンが分泌されて、嬉しくなるのです。

エンドルフィンをはじめとした脳内ホルモンについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

傾聴とは、つまりどういうテクニックなのか

はい、端的に言うとこういうことです。

1つずつ解説していきましょう。

テクニック①:相手の話をジャッジしない

まず、一番重要なのは、相手の話に対して良い悪いのジャッジをしないということです。

相手にとって、自分の話を良い悪いとジャッジされることはストレスになります。

たとえ「良い」というジャッジをしたとしても、相手からすればジャッジされたことに変わりなく、内容が変われば「悪い」とジャッジされるかもしれないと感じるわけです。

少し補足すると、たとえば太鼓持ちの人がよくやる「いいですね!いいですね!」という発言、これはジャッジをしているわけではありません。なぜなら、何を言っても「いいですね!」しか返ってこないことが相手に伝わっているからです。

テクニック②:自分の話をしない

冒頭のとおり、人は、自分の話を聞いてもらえることで脳内ホルモンが出るのです。決して、相手の話を聞いたときではありません。

ですので、会話を盛り上げるためとはいえ、”求められていないタイミング”で、わざわざ自分の話をしないことが重要です。

もちろん、相手から意見を求められたときは話してもよいです。ここで言いたいのは、相手が話すことに夢中になっているのに、話の腰を折ったり、自分の話を挟む必要はないということです。

テクニック③:適度な相槌を入れる

自分の話をすることではありません、相槌を入れるだけということです。

どういった相槌が良いのかについては、順に説明していきます。

相槌①:頷く

まず、頷くということです。頷く行為は、簡単に相手に同意を与えるので、リーズナブルな方法です。

相手の目を見ながら、聞いていますよというサインを送る気持ちで、頷くということです。

相槌②:相手の言ったことをコンパクトに繰り返す

これはとても効果があります。

ただ頷いているだけでは、相手は自分の話が伝わっているのか不安になるのです。

ですので、相手の話の腰を折らない程度に、「なるほど、XXXXということですね」という具合に、相手が言ったことを要約して繰り返してあげるのです。

少しでも違ったら、相手は訂正してもっと詳しく話してくれるでしょう。これは相手の話を理解する上でも役立ちます。

相槌③:軽い質問をする

さらに、相手が答えやすい簡単な質問をするとよいでしょう。

相手にとっては、自分の話に興味をもってもらえていると感じるからです。

相手を困らせる難しい質問をしては逆効果です。相手が答えやすい質問をするのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

大事な商談などにおいては、こうした傾聴における「相手の話をジャッジしない」「自分の話をしない」「適度な相槌を入れる」といったテクニックを使えば、相手はエンドルフィンでまみれていることでしょう。

誰彼構わず傾聴のテクニックを使いすぎて、便利な聞き役になってしまい、自分の時間を奪われて困るといった状態になったら、あなたはこの傾聴のテクニックをマスターしたと言えるでしょう。