【メンタル術】どうにもならないことは放っておけ

人はなぜ人間関係で苦しむのか、皆さん知っていますか?

実は、人間関係の苦しみは、他人をコントロールしたいという欲求が叶わないときに起こるものなのです。

たとえば、親にはこうあってほしい、上司にはこうあってほしい、部下にはこうあってほしい、ご近所さんにはこうあってほしい、恋人にはこうあってほしい、子供にはこうあってほしいといったことを思うことは、皆さんにも経験があると思います。

でもそれが叶わない。こちらの要望を聞いてくれない。これが人間関係の苦しみなのです。

経験があるどころか、頻繁に思ってるわ~。でも叶わないのよね・・・

今日は、こうした人間関係の苦しみから解放されるためには、どういう心構えでいたほうがよいかということについて、書いていきます。

これを読めば、人間関係の苦しみの根本を理解でき、その苦しみを解きほぐす手段を理解できるようになります。

他人は、どうにもならない存在であることに気づく

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はい。実は、私たちは大なり小なり、他人に期待して生きています。

ゆえに、より近くにいる人ほど、こうあってほしいという思いが出てしまうものです。

しかし、私たちはどこまでいっても他人であることには変わりはありません。育ってきた環境も違うし、経験してきたことも違うし、価値観も違うわけです。

ですから、十人十色ということであり、やっぱり他人は自分と違う生き物です。

もちろん人間社会なので、お互い譲歩しあって生きていくでしょう。しかし、これ以上は譲れないということもあります。

相手がこれ以上は譲れないとなった場合、やっぱりどうしたって、考えを変えさせることはできないのです。

無理やり強制したところで、あとでハレーションが起きることは覚悟すべきなのです。

どうにもならないものは、放っておけ

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いきなりですが、禅の考え方では、どうにもならないことは「放っておく」だそうです。

結局、言っても分かってもらえない場合では、他人をこれ以上は変えることはできないということに気づくことが重要です。

そして、そういう状況では、その他人と「距離を取って」「放っておく」ことです。それで私たちの心が少しでも穏やかになるなら、それでいいじゃないですかね。

十分に距離を取れば、相手の嫌なことも情報として入ってこなくなります。ですので、心を煩わされることも少なくなります。

そして、こちらが放っておけば、相手もそれに気づいて、放っておいてくれるようになるでしょう。お互いに干渉しあうこともなく、冷静な関係になれます。

私たちは、他人のことを100%理解できるなんてことはありません。嫌なことだってあります。お互いが妥協することも大切ですが、妥協できないことだってあります。

そういうときは、十分に距離を取り、放っておきましょう。それだけで私たちの心は平穏になるはずです。

最後に、こんな言葉を紹介します。

あなたはもっとも多くの時間をともに過ごしている5人の平均である。

Jim Rohn

私たちは、自分の周りにいる人から少なからず影響を受けています。付き合う時間が長ければ、当然ながら相手の思想や考え方、趣向などの影響を受けてしまいます。

もしそうであれば、自分にとってためになる影響だけを受けるべきなのです。

あなたの周りにいる人で、もっとも長い時間を過ごしている人を3~5人思い浮かべてください。

それぞれの人は、あなたを良い方向へ導いてくれる人でしょうか、あなたの背中を押してくれる人でしょうか、賢さに基づいてあなたを諫めてくれる人でしょうか。

それとも、享楽的な活動に誘ってくる人でしょうか、あなたの成功を阻害しようとする人でしょうか。

これらをしっかりと見極めて、良い付き合いであればそのままに、悪い付き合いであれば断ち切ることを考えてみましょう。