【承認欲求とは】承認欲求が強い人がSNS疲れから解放される方法

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皆さん、FacebookやInstagramやTwitterといったSNSで疲れていませんか。

これらのSNSでは、人の承認欲求にまみれた自慢話で溢れかえっています。

毎日SNSをチェックして、人の投稿に「いいね!」を押して、気が付いたら自分の大切な余暇の時間が終わっていたなんてことは、よくあるんじゃないでしょうか。

毎日、SNSをチェックしちゃってるわー。でもそのせいで疲れてきたわ~。

本質的なことを言えば、承認欲求というのは、たばこと同じで、依存性のあるただの毒です。

今日は、SNSで疲れてしまった人に、承認欲求から解放される方法をお伝えします。

【日本のSNS利用状況】1日1時間以上も知人の近況を知るために利用

まず始めに、日本でのSNS利用状況を振り返ってみましょう。

2018年のICT総研の調べによると、1日1時間以上利用するSNSは何かというアンケートを取ったところ、Youtubeが43%、Twitterが32%、Instagramが32%、Facebookが15%という調査結果が出ています。

そして、SNSの利用目的については、「知人の近況を知りたい」が40%、「人とつながっていたい」が36%と断トツでした。

つまり人は、知人の近況を知ったり、人と繋がるために、1日に1時間以上も自分の余暇を使っているというわけです。

そんなに長い時間、使ってたんだ・・・

知人の近況というのは、自分の人生にとって無駄な情報

そもそも、SNSの情報というのは、自分の人生にどれだけ役立つのでしょうか。知人の近況を知るため、人と繋がるために利用しているということは、大抵は自分と似たような人とコミュニケーションをしているということになります。

そして、自分と似たような人が持っている情報というのは、当たり前ですが、自分と大して変わりません。それゆえ、友だちや同僚といった自分の身近な人が発信する情報というのは、自分の人生を豊かにするための示唆に富んでいる可能性はとても低いのです。

無駄かい・・・!!でもたしかに、何の役にも立ってないかもだわ~

それでもSNSを続けてしまう本当の理由は、自分の承認欲求を満たすため

しかし、人は無駄な情報しか得られないにも関わらず、SNSを続けています。なぜでしょうか。

人がSNSをやっている本当の理由は、知人の近況を知るためではなく、自分の存在を認めてもらうためなのです。

マズローの欲求五段階で解説すれば、第三段階の「社会的欲求」と第四段階の「承認欲求」を満たすために、人はSNSを続けているというのが真実です。

現代の人々は、高度経済成長期の日本と比べれば、明らかに物理的欲求は満たされている環境にいます。それゆえ、物理的にある程度満たされた結果として、精神的欲求として承認欲求を求める傾向が高まっています。さらには、最近ではSNSの登場によって簡単に「いいね!」をもらうことができ、承認欲求をお手軽に満たしやすくもなっています。

特に日本人は、承認欲求の研究者である太田肇先生によると、もともと周囲から認められなければならないという意識が強いため、承認欲求を求めがちな傾向にあるようです。また、マクロ的に見れば、失われた30年によって、日本人は相対的に自己肯定感が下がっていることも承認欲求を求めがちになっている要因かもしれません。

承認欲求とは、依存性の高い、ただの毒だということ

アドラー心理学で有名なアルフレッド・アドラーによれば、承認欲求は人にとって毒であり、捨てる勇気を持つべきものとのことです。

承認欲求というのは、終わりがありません。人から認められるために金や地位や称賛を求めても、結局上には上がいます。承認欲求が強すぎると、いつも不安に駆られてる人になってしまいます。

知人の近況を知る、人と繋がるといえば聞こえはいいかもしれません。しかし、その実は自分の承認欲求だとすれば、それは人と比べているにすぎません。

隣の芝生は青いということわざの通り、知人と自分を比べても、優越感よりも劣等感を感じることの方が多いのです。加えて、SNSでは自慢話が横行していることを踏まえれば、さらに劣等感を感じやすくなっているといえます。

本当に、承認欲求には意味がないのです。

自分の承認欲求から解放されるためには、自己分析すればよい

自分の承認欲求から解放されるには、自分で自分を承認すること、つまり自己肯定感を持つしかありません。

自分に自信がある人は、基本的に自分で自分を承認できるので、他人から承認されたいという欲求は低くなるからです。

自分に自信を持つようにいわれても、簡単に持てない人もいるかもしれません。そもそも、自信を持っている人は、「いいね!」をもらうために四苦八苦などしていないからです。

しかし、難しく考える必要はありません。

自己肯定感というのは、自己分析をすることでつくものだからです。詳しくはこちらの記事に書いていますが、自己分析することで、ありのままの自分を知ることができ、それを受け入れることができれば、人は他人からの承認を必要とせずに、自由に生きていけるからです。

そして、ありのままの自分を受け入れるために、最も効果的な方法をお伝えします。それは知人の情報をあえて知ろうとしないということです。知人の近況を知ると、人はどうしても自分を比べてしまうからです。

あえてSNSから遠ざかってみよう

知人の情報が目に入らないようにするためには、SNSから遠ざかる必要があります。

SNSを続けたとしても、趣味などの好きな情報のみを収集するようにするということです。そうすれば、承認欲求から解放され、ありのままの自分でいることに不安を覚えることもなくなります。

SNSというのは承認欲求のガソリンだということを覚えておきましょう。

知人の情報が目に入らなくなってくれば、知らないうちに、自分の承認欲求が薄まっていくことを実感できるはずです。そして、知人の承認欲求からも解放され、煩わしかったSNS疲れからも解放されるのです。

ひとまずSNSを辞めてみる。すると自分の承認欲求が減る。するとSNS疲れからも解放されるというわけか。

それだけではありません。これまで、SNSで使っていた時間が空くようになるため、その分だけ自由な余暇の時間が生まれるというわけです。

自分の好きなこと、自分の人生を豊かにすることに、大切な自分の時間を使っていきましょう!