コンサルの目的思考【SEからコンサルに転職した際の壁】

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コンサルタントに限らず、ビジネスパーソンであれば最も重要視されるスキルが地頭力、つまり考える力だと思います。

今日は、その考える力の源泉ともいえる目的思考についてお話します。

なぜ、考える力の源泉が目的思考なのか。それは、結局、物事について深く考えるということは、その物事の本質を見抜くということだからです。

そして、本質を見抜くめには、その物事が存在する目的を理解しなければならないからです。

目的思考とは

システムエンジニアからコンサルタントに転職したほぼすべての人が最初に躓く壁、それが目的思考です。

システムエンジニア上がりの人が、コンサルタントになって上司から「何のためにやっているのか分かっているか」「目的が分からない」と言われているシーンは良く目にします。

なぜ、システムエンジニア上がりの人は、この目的思考で躓いてしまうのでしょうか。実は、システムエンジニアとコンサルタントの仕事のやり方の違いが関係しています。

システムエンジニアは、クライアントからの要望に対して、どのように実現するかという【Howの視点】で付加価値を出すことが主体です。一方、コンサルタントは、クライアントからの要望における本質的な課題は何かという【Whyの視点】で付加価値を出すことが主体だからです。

この違いが、エンジニアからコンサルに転職した際に壁になるのです。

具体的なシーン

たとえば、クライアントから「現状、予算は半期に一度しか見直していないが、四半期単位で見直すようにしたい」と言われたとします。

この場合、大抵のエンジニアの方は、半期から四半期にする際のやり方だったり、業務やシステム上の障害に目がいってしまいます。

それも当然で、エンジニアの根本的な考え方として、【要件を出すのはクライアントの役割】という意識があるからです。自分たちは、その要件の実現方法を考えることが役目だと教わってきたからです。

しかし、コンサルタントというのは「そもそもなぜ四半期に予算見直しを行う必要があるのか」「クライアントがそのように考えている背景や課題は何か」という視点で考えることでバリューを発揮することが求められるのです。

目的思考は、すべてに通ずる

これは、何もコンサルタントに限らず、すべてのビジネスパーソンに【Whyの視点】の大切さを理解してもらいたいと思っています。

Whyの視点があるだけで、「間違った問い」を設定してしまうリスクを大幅に削減することができるからです。

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