【資格】簿記二級はコンサルへの転職にとても役立つ

今日は、コンサルタントになるために役立つ資格をご紹介します。

それは、簿記二級です。

この記事では、簿記二級とはどのようなものなのか、なぜ簿記二級はコンサルになるために役立つのかについて徹底解説していきます。

簿記二級とはどのようなものか

簿記二級とは、日本商工会議所が実施している簿記検定です。

簿記二級は、経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。

高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。

日本商工会議所のHPより

簡単にいえば、経営管理の基礎となる「数字」が読めるようになるということです。

毎年2月、6月、11月に試験が実施されており、各回で約5万人が受験をして15~30%程度の合格率で推移しています。

必要な勉強時間としては、簿記を全くやったことがないという人でも、コツコツ積み重ねれば300時間程度で合格できると思います。もし簿記3級を既に取得しているということであれば、200時間程度で合格可能ではないかと思います。

簿記二級は、商業簿記が6割、工業簿記が4割で構成されています。商業簿記というのは仕入れ・販売といった基礎的なこと、工業簿記は原価計算などが入ってきます。ただ、簿記一級とは異なり、複雑な連結処理などは入ってこないので、理解はしやすいと思います。

簿記二級を取得するためにはどうすればいいか

独学で十分です。

簿記二級レベルで資格スクールに通うのは、ハッキリいって勿体ないです。

勉強のステップとしては、会計関係に初心者の方(「仕訳」と聞いてもピンと来ないという方)は、簿記三級から取得することをおススメします。

簿記三級は、以下の本でほとんどカバーできます。とてもわかりやすい構成になっており、ネコのキャラクターで絵を使った補足もたくさん入っていますので、初心者にもイメージで理解しやすいようになっています

こちらを買って読み進めていけば、簿記三級でつまづくことなく、会計の基礎が分かると思います。

そして、簿記三級を取得できたら、今度は簿記二級にチャレンジです。

こちらも私の経験から、以下の三冊をしっかり勉強するだけでクリアできます。簿記二級のほうは少し難易度が上がりますので、テキストに加えて、一番下の過去+予想問題集を買うことをおススメします。

簿記二級は実用性、就職アピール、コスパがともに良い

ここからが本題です。簿記二級を取るべき理由をお伝えします。

簿記二級は実用性がとても高い

まず、簿記二級はとても実用性があります

会計領域のコンサルタントのみならず、すべてのコンサルタント、もっといえばビジネスパーソンとして、会計がなんたるかを分かっているということは非常に武器になります。

そういえば、10年前に大前研一さんが、これからの時代は「英語・会計・IT」の三種の神器を身につける必要があると言っていました。10年経った今となっても、これらの重要性は変わりません。

英語は翻訳機能が充実してくれば不要になる可能性があり、ITは現代ではデジタルという要素になっていますが、会計は相変わらず会計として必要な能力となります。

そもそも、企業というのは、結局のところ財務数値を良くしていくことが究極的な目的です。ゆえに、コンサルティングの現場では、EBITDAがどうとか、自己資本比率がどうだとか、変動費がどうとか、財務数値の話がよく出てきます

そのとき、簿記二級を取っていれば、大体のことは分かるようになります。もし分からなくても、キーワードでピンとは来るようになりますので、そのあと調べればすぐにキャッチアップできるようになるのです。

なお、簿記三級ではそこまでには至れません。簿記二級だからこそ意味があるのです。

簿記二級は就職・転職アピールになりやすい

これは実用性の裏返しでもありますが、コンサルティングの現場で使いやすい資格なので、簿記二級を持っている人は、採用しやすいです。

私もコンサルティング業界の中の人なので、採用に携わる機会もあるのですが、特に若手では簿記二級を持っていると安心感を覚えます。会計の基礎が分かっているということになりますので、採用した後に活躍する場面がイメージできるのです。

総合系コンサルの中には、監査法人系も多いので、簿記二級は新卒にマストで取ってもらうというファームもあります

簿記二級はコスパがよい

簿記二級と同じようなレベルで実用性があって就職アピールになるような資格としては、TOEIC900、応用情報処理技術者あたりになりますが、応用情報処理技術者は初心者であれば500時間程度の勉強時間が必要と言われており、それと比べても簿記二級は勉強量は少なくて済みます

本も先程の三冊で十分なので、コスパは絶対に良いです。

このように、実用性、就職・転職アピール、コスパの面でとても良い資格なのです。是非皆さん、コンサルタントになる前に取得を検討してみてください。